小学校低学年の頃から22歳手前頃まで爪を噛むのが癖だった私が、2年ほどの時間を費やして噛み癖を克服するお話。
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本編




あとがき
マンガでは情報が少なめなので補足として読んでみてください💡
癖なんて自然に治ると思っていた
小学生・中学生と周りから指摘されることがなかったので、全く気にしていなかった私。
これだけ噛み続けていても、大人になっていくうちに自然と治るでしょ〜なんて甘く考えていました。
入学まであと2週間…!
中学を卒業して合格発表があり、無事に希望の高校へ進学。
地元からそこそこ離れていて専門的な学科のある高校へ進学したので、クラスの人とは全員初めましての状態。そしてほぼ女子。
学科ごとにクラス分けされているため3年間クラス替えはもちろん無し!
あれ、早々に「爪を噛む人」だということに気づかれてしまったら…?
深爪の指を見て引かれてしまったら…?
もし、「気持ち悪い」と思われてしまったら…?
新しいクラスメイトを信用していないわけではないけど…
みんなから避けられたら3年間ひとりぼっちなのでは???
県内といえど、街の方、山の方と色々な地域から集まったクラスメイト。
もしかしたらすごい派手な子がいるかもしれない…いじめっ子がいるかもしれない…
今までのように周りから何も言われないとは限らない…(陰で言われてたかもしれないけど)
興味のある分野を勉強して、電車通学して、たまに友達と帰りに寄り道なんかしたりして。
憧れだった高校生活が、この噛み癖のせいで嫌な高校生活になるかもしれない。
直前になって急に不安になりだす私。
入学式まで残り2週間と少ししかない!
それまでに少しでも頑張って我慢して、全部の爪1mmだけでも伸ばしたい!
まずは2週間、とにかく指を口元に持っていかないように意識しました。
そう簡単に辞められるわけがなく
…とそんなうまく行くはずもなく。
たった2週間すら噛むのを我慢できず、伸びた部分が全くない爪で入学式を迎えるのでした。
よくよく考えてみたら、今まで9年ほど噛み続けていたのを急に1本たりとも噛むな!なんて無謀だったなあと感じました。
制服のポケットに手を入れたり、ものを指すときは指の腹を見せるように指したりペンで指したり。
爪に注目されないように、最初の頃はとにかく見せないよう見せないよう注意して過ごしていました…